鏡を見るたび「ニキビさえ無かったら・・・」と思うことはありませんか?ニキビが無ければ、自信が持てるのに・・・ そう思っている方は少なくないはず!
だって私もそうでしたから。
小学生の頃、ニキビができ始めたのが最初でした。 周りから洗顔をきちんとすれば治る、薬を塗れば治ると言われてきました。 しかし、いくらやっても完全に治ることなく、ニキビと共に中学、高校生活が過ぎていきました。 そして、大学に入りピークは訪れました。 一気に顔中ニキビだらけになってしまったのです。
- おでこ
- こめかみ
- 眉間
- 頬
- 鼻
- 口周り
- あご
- フェイスライン
こんなにも酷くなるなんて・・・という感想でした。
- 白ニキビ
- 赤ニキビ
- 黄ニキビ
- 紫ニキビ
- 肌色ニキビ
ありとあらゆるニキビを体験しました。 今振り返ると、周りは気を遣ってニキビの事には触れませんでした。 そんな中、母親は率直に「ニキビは大丈夫ね?」と聞くことが多かったです。 自分だって原因がわからないし、全く治らないので、常にイライラしてあたっていたと思います。 ニキビ用スキンケア、皮膚薬、抗生物質、一通り試してみても効果なしだった私のニキビ。 もうずっとこのまま治らないんだろうか・・・と鏡を見るのも嫌になっていた日々。 今思い出すと体に良くないことの積み重ねだったのです。
- 常にストレスで胃が痛む
- 朝ご飯、晩ご飯がお菓子
- ジュース、コーヒー、紅茶をよく飲む
- ダイエットの為にご飯を抜く
- 便秘
- いつも薄着
- 手足が冷える
- 毎日起きる時間がバラバラ
- 夜はパソコンに釘付けで、毎日夜更かし
すべてNGです。 こんな生活をしていれば、ニキビになっても当然だよ!と思われるかもしれません。 しかし、当時の私は気づきませんでした。
私の最大の原因はストレスでした。それがきっかけで悪化したのは間違いありません。
ですので、一旦いろいろ考えすぎない、という対処法を取りました。これが功を奏し、少しずつ胃の痛みが和らぎ、徐々にニキビが減っていったのを覚えています。良くなってくるとHAPPYな気持ちになるものですね。大げさですが世界が変わった気がしました。
それからは食生活を正し、冷えにも気をつけ、夜更かしを改善した今では、嘘のようにニキビに悩まされる事はなくなったのです。
現在、漢方相談に携わり、気・血・水などについて勉強していくと、当時の私は、いかにニキビをできやすくしていたのかと感じるようになりました。早く対処していれば、もっと学生生活を楽しめただろうなと後悔することがあります。
早めの対処が大事ですよ!
ニキビのご相談時に多い10のお悩み
Q1.治ったと思ったらすぐできてしまうのはなぜ?
慢性的なニキビの原因は、体の中の炎症です。塗り薬、スキンケアで一時的に症状を抑えられても、体の中の炎症を抑えない限り、繰り返しできてしまいます。根本の原因(炎症)対策を行わなければ、ニキビは再発し、なかなか改善されません。
Q2.ニキビが痒いのですが、どうしてですか?
ニキビは炎症ですので、痒みを誘発しやすいものです。炎症が強い方は痒みも強い傾向にあります。
Q3.病院の薬を使用しても、繰り返し再発するのはどうして?
病院の薬は、強制的に症状を抑えている、一時的なものなのです。ニキビが無くなる方もいらっしゃいますが、繰り返す方は多いと感じます。根本的な対策でない為に繰り返してしまうのです。
Q4.ニキビは若さのシンボルじゃないの?
ニキビには「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」というものがあります。簡単にいうと、「思春期ニキビ」の主な原因はホルモンバランスの変化にあります。「大人ニキビ」の主な原因は、ストレス等による自律神経の乱れからくる「肝・脾の熱(炎症)」です。体内に蓄積された負担が、肌の新陳代謝にまで影響しているせいだともいわれています。「大人ニキビ」の方が厄介ですが、原因を突き止め対策を行っていけば改善されますのでご安心ください。
Q5.チョコレートを食べるとニキビができるって本当?
チョコレートを食べてもニキビができる人、できない人がいますよね。チョコレートは糖分を多く含み、胃に負担をかけやすいものです。それによって炎症が助長されればニキビができます。ニキビがすでにできている方は、摂るのを控えた方が良いと思います。
Q6.皮脂が多いので何度も顔を洗った方がよいですか?
ニキビができる部分は皮脂が多い、清潔にという思いから何度も洗顔される方がいますが、洗いすぎはよくありません。皮脂も必要な面があるから分泌されるのです。洗いすぎると、皮脂による皮膚保護の低下(皮膚免疫の低下)になりますので、1日2回(朝・晩)で十分でしょう。
Q7.日焼けは良くないのですか?
日焼けとは、紫外線により皮膚が赤く炎症を起こす症状です。ニキビは皮膚の炎症ですので、さらに炎症を助長するような日焼けは、対策して避ける必要があります。
Q8.夜更かしとニキビは関係ありますか?
夜更かしは新進代謝のサイクルを乱し、肌に悪影響を及ぼします。基底層で新しい肌が最も盛んに作られているのは、23時から2時の間といわれています。お肌のゴールデンタイムに就寝していることが望ましいです。
Q9.ピーリングは効果的ですか?
ピーリングは肌表面の古い角質を剥がすものです。古いものだからといって、通常あるものを無理やり剥がすのですから、良い面、悪い面もあります。ピーリング後は一時的に肌の保湿力が低下し乾燥しやすくなりますので、お肌のケアがとても大事になります。ご自身の肌代謝によって皮膚再生を促す体づくりをおすすめいたします。
Q10.どのくらいで治るのですか?
個人差があり、はっきりと期間は申しあげられないです。ただ、漢方対策を行った方は、1、2か月でできる量が減ってくる方が多いです。完治するまでの期間にも個人差があり、3~6か月かかる方がほとんどです。ニキビに悩んでいる期間が長いほど完治するまでに時間がかかり、これ以上に時間を必要とする場合があります。
ニキビができるのはなぜ?
- 過度の精神的ストレス
- 不規則な食生活
- 睡眠不足
- 便秘
- 紫外線
- 間違ったスキンケア など
肌の調子、体調は人それぞれ毎日変化しますので、上記以外の原因も考えられます。
ニキビができると、ほとんどの方は外用薬(塗り薬)を使用されると思います。 私もまずはこの方法で良いと思います。そこで治ればよいのです。 しかし、なかなか治らなかったり、繰り返しできたり、少しずつ悪化したり、ニキビ以外にも不調を感じている場合は、漢方薬でニキビができる本当の原因を改善する必要があるのです。
様々なタイプのニキビがありまして、いくつかの原因が混在している方がほとんどです。一人ひとり体質が異なるのですから、桂枝茯苓丸が良い、十味敗毒湯が良い、などのインターネットの情報を鵜呑みにするのは危険です。その漢方薬がその方に合っていたのです。信じて飲んだら悪化した、ということにもなりかねませんので、ご自身で選ぶ際には注意が必要です。
ニキビが治らない8つの原因
ニキビは中国漢方医学において、内傷病と考えられています。体の内部の状態と密接に関係していると捉えます。ですので、体質を見極めた上で漢方対策を始める必要があるのです。
①ストレス |
★症状の特徴★頬、こめかみ、背中、胸にできやすく、赤みがあり、先端に膿を生じる。生理前の不快症状が生じやすい、便秘と下痢を繰り返す |
赤いニキビは、皮膚が「炎症」を起こしている状態です。「炎症」とは「無駄な熱」のことです。実は、この「無駄な熱」を発生させる大きな原因のひとつがストレスなのです。ストレスを感じた時や、イライラが強い時など、ニキビが悪化する方は多いものです。
≪肝鬱気滞(かんうつきたい)への漢方対策≫気滞改善 |
②ストレス+血流悪化 |
★症状の特徴★ニキビの炎症が治まってきても、皮膚に色素沈着が残ります。ニキビ跡やシミへ変わるニキビです。冷えのぼせ症、生理時の血液に血塊が混ざる、顔色や唇の色が暗い |
「肝」に蓄えられた血液が、ストレスなどによって熱せられると「瘀血」と言われる血流の悪化状態を作ります。「瘀血」は、下半身を冷やし上半身は熱くするという冷えのぼせが特徴ですので、上半身に向かった「無駄な熱」が顔面・頭部・背中などのニキビを悪化させてしまうのです。
≪瘀血への漢方対策≫瘀血の排除・血流の改善 |
③ストレス+血流悪化+水分代謝悪化 |
★症状の特徴★顔の下半分、頬、こめかみ、背中、胸にできやすく、赤みや熱感がある。皮膚から盛り上がり、先端が膿んでいる、オリモノは黄色っぽくにおいが強くなる傾向あり、便秘 |
「ストレス+血流悪化」が続くと「水分代謝の悪化」を生じやすくなります。「血」「水」が滞り熱を帯び、「血熱」と「湿熱」になります。この血熱・湿熱が上半身や体表に向かう為、赤みや熱感のあるニキビが生じ、大きく膿んだニキビとなることもあります。
≪肝胆湿熱(かんたんしつねつ)への漢方対策≫血熱・湿熱の排除 |
④思春期特有の炎症が原因 |
★症状の特徴★若年層にできるニキビの為、熱が上昇する力も強い。顔の上部、額、眉間、頬にできやすく皮膚が盛り上がるような強いニキビ。 |
思春期特有の「勢いのある元気なニキビ」で大きく赤みがあり、時には痒みまで感じる強いニキビです。1つのニキビが治ったかと思うと、別の場所に新しいニキビが出てきます。このようなニキビを「風熱型ニキビ」と言い、まるで風のようにすぐ移動するニキビなのです。
≪風熱(ふうねつ)への漢方対策≫熱の排除 |
⑤消化・吸収機能の悪化が原因 |
★症状の特徴★口の周囲からあごにかけてできやすく、赤みや熱感があり、膿を持ち皮膚から盛り上がる。また口内炎、下痢や軟便、食欲過多、不眠傾向なども併発していることがある。 |
もともと胃が丈夫で食欲があり、食べ過ぎ・飲み過ぎの傾向があるタイプ。胃の働きが活発な体質の為、胃熱を生じやすいのが特徴。また、脾は弱い為に消化吸収機能が悪化し、水分の吸収悪化(水の貯留)を生じます。その結果、胃熱が貯留した水分と共に「湿熱」を作りニキビを発生させます。
≪脾胃湿熱(ひいしつねつ)への漢方対策≫胃熱・湿熱の排除、消化吸収機能を高める |
⑥栄養不足・エネルギー不足が原因 |
★症状の特徴★皮膚の色と変わらない小さなニキビ。赤みや熱感がない。食欲にムラがある、食欲がない、疲れやすいなどの症状を感じる。 |
摂取した飲食物の中から栄養を吸収し、全身に巡らせる働きの「脾」の力が、慢性的に低下しているタイプ。体内はエネルギー不足になり、水分代謝の役割を持つ「肺」までもが機能低下を生じます。その結果、余分な水分(湿)は体表に向かいニキビを形成します。
≪脾肺気虚(ひはいききょ)への漢方対策≫補脾・補肺 |
⑦代謝不良・皮膚の潤い不足が原因 |
★症状の特徴★「軽微な熱」である為、赤みや熱感はなく大きくならない。ほぼ同じ場所にできる。乾燥肌なのにニキビができるという方に多いタイプ。 |
「気」には推動作用という「血を動かす作用」があります。「血」は栄養と潤いをもたらすものと考えます。よって「気」「血」が両方不足した状態になると、身体は乾燥傾向へと進みます。乾燥状態が長く続くと、徐々に「軽微な熱」を生じ始めます。一方で「気」「血」の不足により「脾」「肺」の機能低下も進み、水分代謝の悪化につながります。乾燥による熱と余分な水分(湿)によってニキビが形成されます。
≪気血両虚(きけつりょうきょ)への漢方対策≫補気・補血 |
⑧水分代謝悪化(水の貯留)が原因 |
★症状の特徴★赤みや熱感が無く、皮膚と同じ色で移動しない。頬から額にかけて皮膚が盛り上がったようにできる。疲れが出ると悪化する。軟便・下痢傾向、痰がよく出る。 |
水分代謝の悪化は「余分な水分(湿)」を生じ、ニキビの原因になります。「脾」「肺」の機能低下だけでなく、水分の過剰摂取、湿気が多い時期・環境も発症原因になります。慢性的にむくみ傾向・水太り傾向の方は、体内に熱を生じていなくてもニキビを生じやすいです。
≪痰湿(たんしつ)への漢方対策≫余分な水分の排除 |
それぞれ原因が異なる為、漢方対策もそれぞれ異なるということがご理解いただけましたでしょうか?きちんと体質を見極め、あなた自身の漢方対策を見つけていきましょう。
「生理」が関係している
- 月経血の色・量
- 血塊の有無
- 生理痛
- 生理前不快症状
今までなんとなく生理がきて、早く終わらないかなと思っていた方は、今一度注意して観察してみてください。
- レバー状の塊が出る
- 生理痛がある
- 生理前にイライラしやすい
いつものことだから、これが私の普通!ではありません。 実は不調のサインなのです。 ニキビでお悩みの方は生理状況が思わしくない方がほとんどなのです。言い換えると、生理状況を改善することで、多くの方はニキビが良くなっています。
スマイル漢方のご相談ポリシー1 もっとも適した漢方対策を判断するためにも、情報を詳しくお聞きします。 2 ニキビの状況によって必要となる漢方薬は異なりますので、詳しくお話をお聞きした結果、その時点での『最良と判断する漢方対策法』をご紹介させていただきます。 3 まずは、『最良と判断する漢方対策法』をお伝えいたしますが、状況によりましては「ご予算の範囲内」での漢方対策法を組み立てることもいたしております。 4 漢方対策を始めて以降は、随時、途中での経過を確認する必要があります。 5 ニキビでお困りの方、ご家族様が前向きな気持ちで漢方対策に取り組んでいただけることを前提としています。 |
とにかく相談したいという方はお電話での相談をオススメします。
直接詳しくお話をお伺いすることができますので、今後の対策法に関して早くお伝えすることができます。
<フリーダイヤル>
ご相談受付時間:9:30~18:30
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