子宮内環境が整えば、月経痛はなくなります!
月経痛で悩んでいる女性は多いものです。
しかし、鎮痛剤を服用することでしか対処を行っていない人ばかりです。
痛みを抑えるだけではなにも解決にはなりません。 毎月毎月同じことの繰り返しです。
また憂鬱な生理が来る・・・とストレスがたまる一方。
漢方で体質を改善し、子宮内環境さえ整えば月経痛はなくなります。
一人ひとり月経痛の根っこにある原因は違うのです。
今の自分の体質を見極めることが月経痛を改善する第一歩です。
まずは、自分の体を見つめなおしてみましょう。
月経の仕組み
女性として、自分のからだのことは知っておきたいものです。
月経はだいたい28~30日前後の周期で起こり妊娠・出産するための機能が整ってくる時期から月経が始まります。
これが初潮です。
子宮の中には子宮内膜というものがあります。
子宮内膜は卵子と精子が受精して赤ちゃんができた場合に、ベットになる大事な部分です。
受精卵が、子宮内膜に着床すれば妊娠成立です。
妊娠しなかったときは黄体ホルモン・卵胞ホルモンともに分泌が減少します。
すると古くなった子宮内膜に栄養を送っていた血管は収縮し、血液が届かなくなることで自然と剥がれ落ち、膣を通って外へ排出されます。
これが「月経」です。
体の組織の一部なので、出血しながら剥がれ落ちるわけです。
こうやって一ヶ月ごとに新たに子宮内膜が再生され、剥がれ落ち、また再生されるということが繰り返されます。
月経は子宮内をリセットする大事な大掃除の時期なのです。
月経痛の痛み方
1ヶ月ごとに、月経痛の重さが違うという方多いでしょう。
何故、月ごとで症状に違いがあるのか言うと、毎月2つある卵巣から交互に1つの卵子を排出する仕組みになっているからです。
一人ひとり月経痛の症状には違いがあります。月経痛の要因も一概に断定することは難しいことです。
しかし、月経痛の痛み方は大きく二つに分けられます。 あなたはどちらの痛み方が強いですか?
【下腹部が鋭く痛む収縮痛】 ・・・気滞の方に多い症状です
子宮内膜から分泌されるプロスタグランジンという物質が原因で起こります。
プロスタグランジンは通常は、出産時に陣痛を促すために大量に分泌されます。
月経時に分泌されるこのプロスタグランジンは子宮を収縮させ、不要な血液を体外に排出させるために分泌されます。
しかし、プロスタグランジンが過剰に分泌されることで子宮を収縮させすぎてしまうと、子宮にたまった不要な血液を排出(月経)できず強い月経痛を引き起こすのです。
また、子宮の収縮痛は、精神的ストレスも大きな要因と考えられます。
ストレスと抱えると『交感神経の過剰緊張』が生まれます。
『交感神経の過剰緊張』は体内を収縮傾向に導きます。
すると、子宮も収縮傾向に向かい、生理痛がひどくなったりするようです。
【腰回りの重だるい鈍痛】・・・お血の方に多い症状です
血流の悪い方に多い痛み方です。 体内の冷えを感じる、冷え=血流悪化なのです。
骨盤を中心に血液の流れが悪くなり、腰回りの重だるい鈍痛感覚を引き起こします。
月経痛はなぜあるのでしょうか?
月経痛の原因1・・・精神的ストレス
月経痛の要因として精神的なストレスがあげられます。
毎月、月経が来る前にそればかりが気になってマイナス思考になってしまうと強い月経痛を引き起こしてしまいます。
月経ばかり気にしていては、月経中ずっと憂鬱な気分になってしまいます。
こうしたマイナス思考が更に月経痛をひどくしているかもしれません。
月経痛の原因2・・・体内の冷え
体の冷えも生理痛を引き起こす原因の一つです。
冷房や、薄着が原因で体内の血流が悪化します。
血流悪化 = 冷え なのです。
こうした体内の血流の悪化が月経痛を引き起こす原因と考えられます。
元々、女性の体は冷えに強い体ではありません。
月経痛の原因3.・・・ホルモン剤の乱用
ホルモン剤の乱用も血流悪化の原因です。
ホルモン剤を使用しながらも、きちんと子宮を休憩させる期間を設ければ、また変わってきます。
半年も1年もお休みなしで使用を続ければ、どんどん血流は悪化するのです。
月経痛の原因4・・・子宮・卵巣の病気
子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫等の子宮や卵巣の病気が月経痛の要因である可能性も高くなります。
月経痛がどんどん悪化したり経血量が増えていたりするなら、子宮や卵巣の病気が潜んでいる可能性もあります。
症状を軽くするためには、月経痛の原因である病気を明確にすることが必要です。
経験したことのない強い痛みを毎月感じるようになったり月経痛が激しい等、今までと明らかに違う月経痛を感じた時は我慢したらいけません。
早目に婦人科を受診し原因を明確にして、対策をおこないます。
月経痛の原因5・・・子宮口の未成熟
子宮が未熟で子宮口も狭い10~20代の若い方は血流が悪いため下腹部痛を感じる方は多いと思います。
出産経験がないため、起こる月経痛とも言えます。
出産経験がないと、異常に子宮と膣を繋いでいる子宮頚管が細く硬くなっています。
子宮口も狭いので血流が悪く、陣痛に似た痛みを感じます。
産後、月経痛が軽くなった、出産したことで子宮口が拡張されたことが原因となり、症状が軽くなったと考えられます。
月経痛の要因が子宮口の未成熟で起きているなら、子宮の成熟とともに自然と改善されていくでしょう。
月経痛の漢方対策
月経痛の痛み方により、その方の体質の根っこにある改善すべき点は予想されます。
①気滞(きたい)が原因
気滞とはストレスにより交感神経の過剰緊張が生じた状態を意味します。
漢方薬では、この気の滞りを改善する「理気薬」を使用します。
気の滞りを改善し、体内(子宮)の過剰な収縮を抑え、ゆったりとした体内環境を維持させます。
②お血(おけつ)が原因
お血とは「古血(ふるち)」ともいい、血液の流れが悪化している状態を言います。
漢方薬では、この血の滞りを改善する「活血薬」を使用します。
血の滞りを改善し、良質な子宮内膜の形成をおこないます。
血流が良くなれば、冷えも改善され月経痛が改善されます。
③気血両虚が原因
気血両虚とは「気(エネルギー)」と「血」が不足している状態です。
「血」は「気」によって押し動かされています。
それらが足りなくなると血流は悪くなります。
「気(エネルギー)」「血」がもともと不足していたり、過労や慢性病などで消耗してしまったために、子宮を滋養する「血」が不足して月経痛が生じます。
漢方薬では、元気をつけながら「血」を補う漢方「補血薬」を使用します。
④肝腎両虚が原因
肝腎両虚とは、肝と腎の機能が低下しているということです。
貧血の人はレバーを食べると良いといわれるように肝は血を貯める臓器、腎は生命エネルギーを司る臓器です。
二つの臓器が弱ると月経を行うという機能がうまく働かなくなり子宮を滋養する精血が不足するために痛みが生じるのです。
漢方薬では、肝や腎を強め精血を補う漢方薬を使います。
上記4点を対策することで、月経痛は改善されます。
月経痛が改善されると同時に子宮内環境も整っていきます。
女性の病気は、子宮内環境を整えることから始めるくらい、女性にとって、『子宮』は大きく体調にかかわってきます。
その場しのぎで、痛みを止めるのではなく、その根っこにある部分を見つめなおしていきましょう
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