花粉症はつらいんです!!
花粉症は、花粉症になってみないとその苦しさつらさが分かりません。
かく言う私は花粉症ではないですが、母が花粉症だったため小さいころからそのつらさは目にしてきました。
もともと身体も弱かったためか、症状が出始めると身体がだるくなり、嘆いていたのを覚えています。
一緒に居れば傍でティッシュが減る減る・・・、鼻のあたりは鼻のかみすぎで常に真っ赤かでした。
そんな、母は毎日のように、
くしゃみや鼻水がとまらなくてツライ・・・
目がかゆくてツライ・・・
鼻がつまってツライ・・・
身体がだるくてツライ・・・
眠れなくてツライ・・・ ツライ・・・ ツライ・・・
と、見ているこちら側までつらくなる思いでした。
花粉症の人は花粉症がどういうものなのか、毎年嫌でも経験しそのつらさを十二分にわかっています。
つまり、花粉症がどういうものか身体では分かっているのです。
でも、その花粉症の対策法がわからず毎年花粉症に悩まされている人がほとんどのようです。
花粉症というものを身体だけでなく知識として理解するだけでも、花粉症に対する見方も変わります。
ほんの少しでも気持ちが楽になるかもしれません。
漢方で花粉症対策
漢方と言えば、「じっくり飲まないと効果がないんじゃないの?」とお思いの方がおおいかもしれません。
しかし体質に合ったものを用いることで、症状を緩和する事はもちろんのこと、改善していくことは難しいことではありません。
体質改善をするために長く使用するものもあれば、即効性のある漢方薬だってあるのです。
実際に、約90パーセントの方が、鼻水の量が減った、鼻詰まりが楽になったなどの効果を、体感されています。
早い方では、服用3日目くらいで、鼻の症状の軽減を体感されています。
しっかりと体質を見極めた上で、体質に合った漢方薬を服用すれば驚く早さで体感できます。
すでに辛い症状が出ている場合には、対症療法的に使うこともあります。
しかし漢方で対策する場合、まずは体質に合った漢方薬を飲み続けることが重要です。
そうすることにより症状悪化を防いで、つらい花粉症時期を楽に乗り切ることも可能です。
花粉飛散が始まっても花粉症がでないようにすることも可能です。
例えば、一口に「鼻」症状と言いましても皆様それぞれに症状も違えば体質も異なります。
ですから、ただ漠然と鼻炎薬を飲み続けてもあなた自身の根本的な対策にはなっていないのです。
対策ポイントその①~『症状』から細かく見極める
症状における重要なポイントは、大きく分けて二つです!
それは、現時点での症状が【冷えている症状】なのか【熱くなっている症状】なのかということです。
ここはとても重要で、使用する漢方薬も全く異なってきます。
【冷えている症状】
くしゃみ…あり。 鼻水…透明で水っぽい。 鼻づまり…あまり強くない
【熱くなっている症状】
くしゃみ…あり。 鼻水…白く粘っこい。 鼻づまり…比較的強い
これらは、すべて肺の症状です。
ただし、病気が長引いて慢性化した場合には、本当の原因がほかにあると考えます。
【冷えている症状】をしめす人には、手足が冷たい、のどは渇かない、温かいものを欲するなどの特徴があります。
このタイプは肺と腎に問題があると考えられます。
【熱くなっている症状】は、慢性化により、もともと寒性の水陰が熱性の水陰に変わって起こる症状です。
「熱い」とはいっても、ウイルス性の感染症などと違って、風邪のように高熱を出すようなことはありません。
顔がほてったり、目が充血したり、痒くなったり、喉が渇いて冷たいものを欲したりと、比較的穏やかな熱症状が特徴です。
このタイプは、肺と脾に問題があると考えられます。
<<冷えの鼻炎>>
水のような薄い鼻水が一日中止まらず、くしゃみを繰り返す…
花粉症でもっとも多くみられる症状の鼻炎ですが、鼻水やくしゃみなどは、身体に冷えが生じていると考えられます。
こうした症状には身体を温めながら水の代謝を調整しアレルゲンを除去していく漢方薬が適していると考えられます。
<<冷え+鼻づまりの鼻炎>>
くしゃみや鼻水はおさまったけど、この鼻づまりだけが残ってしまう鼻炎…
これは、冷えだけでなく、鼻粘膜が炎症によりたれてつまっているため鼻を通す必要があります。
こうした症状は、血行促進と鼻を通す働きのある漢方薬でアレルゲンを排除し、身体を温め鼻づまりを改善していきます。
<<熱(炎症)の鼻炎>>
鼻炎は慢性化しやすい疾患のひとつで、慢性化することによって熱を帯る傾向にあります。
鼻水が粘りけを帯びて膿のような鼻汁がでたり、目が充血したりかゆかったり、また口の渇きなどの症状が現れます。
このような症状には、上半身の炎症を鎮める漢方薬、慢性鼻炎を調整する働きのある漢方薬が適しています。
対策ポイントその②~『体質』から細かく見極める
花粉症などのアレルギー性鼻炎は、「水分代謝が悪く、身体の防衛する力が弱い方に発症しやすい」と言われています。
では、『水分代謝が悪く、身体の防衛する力が弱い』という状態を生み出すものは何なのでしょうか?
それは、【胃腸機能の低下】【冷えや血流悪化】【過度なストレス】などが考えられます。
これらの3大要因は、てき面に水分代謝を悪化させ、身体の生理機能も影響を受けて防衛する力を落としてしまいます。
そして、長期にわたりこの症状が続くことで、アレルギー反応を起こしやすい体質へと変化していくのです。
≪水毒をつくる原因となる〇〇〇に着目≫
アレルギーの方の多くは、余った水が体内に溜まってできる水毒をもっています。
この水毒を全て取り除くことは困難ですが、これをコントロールし鼻炎症状を抑えることは可能です。
それには、まずどこに問題があって水毒ができるのかを見つけ出すことが非常に大事になってきます。
水毒にかかわるのは、
○食物を栄養水に変える『脾』
○栄養水を気化して非常に細かくする『腎』
○そしてそれらを全身に送り出す『肺』
どれかに異常があるとせっかく気化された栄養水が液体に戻り、病理物質の水毒に変わってアレルギー反応が起きてしまうのです。
≪ストレスで肝機能が乱れ水陰が生じる事も…≫
上記以外にも、脾・腎・肺の働きを助けたり調整したりする『肝』の機能に問題がある場合もあります。
肝は、精神状態に大きく反応し他の臓器の機能を活発にしたり低下させたりしています。
ストレスなどで肝の機能が悪くなると、肺や脾にも影響し水毒ができやすくなるのです。
この場合は、熱いタイプの症状がでます。
病気は肺から脾、さらに腎と身体の下に向かって進行します。
花粉症やアレルギー性鼻炎で冷えの症状がある方には、肺の働きを良くして、水毒を身体の外に出す漢方薬をお勧めします。
≪脾に原因があるときは消化・吸収力を高める≫
肺に問題があって水毒がある場合でも、もとをたどると脾の機能低下が原因となっていることもあります。
胃の調子がよくない、食欲がない、などといった症状がある方は、脾と肺の両方を考慮した漢方薬が必要になります。
また、長引く慢性化したアレルギー性鼻炎には、肺より脾と腎を考慮した方がよい場合もありますので、注意が必要です。
花粉症に漢方薬がいい4つのメリット
漢方薬で、花粉症対策?とあまり聞き慣れない方もいるかと思います。
しかし、芸能界でもモデルさんや俳優さんなど、漢方を飲んで花粉症が収まったという例もあります。
症状そのものが改善される以外にも、よく使用されている抗アレルギー薬や、抗ヒスタミン剤に比べて、4つのメリットがあります。
メリット① 副作用が少なく、眠くなる成分が入っていない
副作用となる、眠気、口が渇く、胃腸や肝臓の具合が悪くなるなどの症状が出にくい。
メリット② 体質改善につながる
手足の冷えが治ったなどの他の気になる症状の緩和も期待できます。
漢方で花粉症を改善したほとんどの方が実感しています。
メリット③ 飲み続けると薬の量が減り、もしくは必要なくなる
市販の薬は、効果がないと処方される量が増える場合もあります。
しかし、漢方の場合お一人お一人の体質に合った漢方をオススメしています。
したがって、症状がよくなるにつれ飲む漢方薬の量も減っていきます。
メリット④ 手間がかからない
目がかゆい時に点眼薬、鼻に点鼻薬をといった面倒な併用がなく、さっと飲むだけです。
悪化させないために、早めのチェックを!
漢方対策をご説明しましたが、『症状』と『体質』の2点を中心に状態をチェックし、その方にあった対策法を見つけ出すようにしています。
毎年、花粉症でお悩みの方は、一度ご自身の体質を知る上でもチェックしてみてはいかがでしょうか?
きちんと見極めることで今のあなたにあった対策法が見つかると思います。
そして、やっかいな蓄膿症に進行させないためにも、早めに花粉症対策を行いましょう。
スマイル漢方のご相談ポリシー
1 もっとも適した漢方対策を判断するためにも、情報を詳しくお聞きします。 2 花粉症の状況によって必要となる漢方薬は異なりますので、詳しくお話をお聞きした結果、その時点での『最良と判断する漢方対策法』をご紹介させていただきます。 3 まずは、『最良と判断する漢方対策法』をお伝えいたしますが、状況によりましては「ご予算の範囲内」での漢方対策法を組み立てることもいたしております。 4 漢方対策を始めて以降は、随時、途中での経過を確認する必要があります。 5 花粉症でお困りの方、ご家族様が前向きな気持ちで漢方対策に取り組んでいただけることを前提としています。 |
とにかく相談したいという方はお電話での相談をオススメします。
直接詳しくお話をお伺いすることができますので、今後の対策法に関して早くお伝えすることができます。
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