鼻の疾患の中で蓄膿症の次に相談の多い「後鼻漏」
後鼻漏とは、鼻水が喉に流れてくる症状を言います。
鼻水で喉が刺激されることによって湿った咳が出るようになり、それにともない喉が焼けるように痛く、喉の痛みや咳などに悩まされることとなります。
夜間に後鼻漏の症状が強く現れる傾向があり、眠れないなどつらいという相談も多いです。
花粉やハウスダストなどのアレルギー性鼻炎や細菌性鼻炎、副鼻腔炎が原因となって後鼻漏が発症することがほとんどですが、
食べ過ぎや飲みすぎ、食欲不振、不規則な食生活などが原因で後鼻漏が発症する事もあります。
しかし鼻汁はほとんど外に出ないため、咳の原因が後鼻漏であることに気付きにくくなっています。
『咳や痰がとまらず、胸が詰まるような息苦しさがある…』
『痰がからみ、常に違和感、不快感がある…』
『喉が焼けるように痛く、つらい…』
『頭がずっしり重く痛い、薬を飲んでも改善されない…』
『夜になると咳がひどく眠れない…』
『口臭、鼻の臭いが気になり、他人ににおってないか心配…』
『鼻をかみたいがうまくでてこない…』
こうした症状があれば、あなたは鼻の病気「後鼻漏」かもしれません。
ひどくなると、激しい咳や睡眠不足が慢性化することもあります。 人知れず悩んでいませんか!?
後鼻漏の方は何らかの元になる疾患があります。
鼻水が喉に落ちる訳ですからほとんどの鼻水が出る鼻疾患です。
1、副鼻腔炎、特に慢性副鼻腔炎の場合。 | |
2、アレルギー性鼻炎 | |
3、萎縮性鼻炎 | |
4、鼻の内部の腫瘍 | |
5、ソーンワルト病 ※ここまでは器質的疾患(レントゲン検査や内視鏡検査などにより病態が確認できる疾病を指します)がある場合です。 |
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6、自律神経失調症やその他の疾患 |
相談を受けていると原因としては、1や2が圧倒的に多いようです。
急性鼻炎やアレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎の場合に後鼻漏の症状が出やすくなります。
また、鼻や副鼻腔の腫瘍、ノドの炎症がある場合や、頭部に外傷を受けた後にも起こることがあります。
後鼻漏はこれらの炎症や病気が無い場合でも、高齢になると多くの方に見られるようになります。
高齢者は、鼻の穴の内部やノドの粘膜の表面が乾燥し、粘り気の強い粘液がつきやすくなります。
特にノドの上部にこうした粘液がつくと、それを後鼻漏として自覚することが多くなります。
また検査の結果鼻の疾患がないか、あるいは軽度であっても後鼻漏を強く訴える場合は5番目のソーンワルト病を考えます。
ソーンワルト病とは
この病気は鼻咽頭に胎生期の鼻咽頭嚢という小さな管が衣残してる場合で過去にアデノイド摘出術を受けた人で開口部が閉鎖されて、炎症が起こると粘液性の分泌物がたまり、膿瘍を形成して持続して咽頭に粘液流出を来す疾患ですが、めったにありません。
基本的には鼻炎や蓄膿症が原因でおこることの多い後鼻漏ですが、長い期間、蓄膿症や鼻炎の症状があった場合には、蓄膿症や鼻炎などは無く後鼻漏の症状だけ残っている場合もあります。
そんな時は、少し時間はかかりますが、じっくり改善に取り組んでいく事によって後鼻漏は治っていきます。
他には胃腸の状態が影響し、水分代謝が悪くなり後鼻漏を引き起こす場合もあります。
後鼻漏を改善するために毎日の生活で気をつけて頂きたい事。
・外出の際は出来るだけマスクをつける。
・体を冷やしすぎないようにする。
・体を冷やす生野菜の摂りすぎや、お酒は控える。
・水分を過剰に摂取しない様にする。
・喫煙は出来るだけ控える。
・飲み物は出来るだけ温かい物を取るようにする。
等など、後鼻漏の症状が酷くなってしまうと就寝中に吐き気を覚えるかたもいらっしゃいます。酷くなっている方も、症状が出始めの方も早めに対策して下さい。
ここまで読まれた方の中には、後鼻漏の対策のために今まで色々なお薬を試してきて、一時的には良かったが、すぐに繰り返してしまうと言う方も多いのではないでしょうか?
また、抗生剤を服用したが長期間飲んでも効果を感じなかった。お腹を下してしまい服用を続ける事が難しかったなどのお話も多く伺います。
後鼻漏の症状をしっかり治すためには、体質をしっかりチェックし、何が原因なのかを考えなくてはいけません。
効果を感じるのが早い方は相談後1ヶ月で、実感される方もいらっしゃいますが完全に改善するにはじっくり取り組む事も必要です。
後鼻漏体質①
蓄膿症や鼻炎を患っていて後鼻漏も発症している。季節や風邪の影響で症状の差が激しい。 |
後鼻漏体質②
軽い鼻炎が慢性化していて、鼻炎自体はそこまでひどいと感じた事は無い、または鼻炎など無いと思っているが、後鼻漏の症状にほとほと困っている。 |
後鼻漏体質③
脾(消火器系)の機能の低下、エネルギー不足により粘膜の働きが低下し後鼻漏が生じている |
後鼻漏体質④
過去に蓄膿症や鼻炎などが原因の手術や長期間の治療を行っていて、後鼻漏の症状だけがある。 |
どうでしょうか?後鼻漏の症状を治す為に鼻だけを見るでは、いつまでたっても治りません。
日々の生活習慣の中から、上記の4点を振り返ってみるだけでも「あなた自身」のための後鼻漏のための漢方対策法の精度が高まってきます。後鼻漏を悪化させない為に、お早めにチェックを!
自宅での簡単なケア法として、「鼻うがい」があります。
鼻うがいという名前の通り、鼻の穴から水を通して、口から吐き出して、うがいをする方法です。
風邪やインフルエンザの予防、アレルギー性鼻炎・花粉症の対策などとして有効な方法です。
しかし、正しい方法で行わないと、鼻粘膜を傷めたり、中耳炎の原因となりますので注意が必要です。
鼻うがいを行うと、痰の絡みや鼻水・鼻づまりなど、鼻・のどの不快感がかなり軽減されます。
最初は、上手く行えないかもしれませんが、何回か繰り返しやっているうちに上手にできるようになります。
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